2660地区第2組 INTERCITY MEETING

          ホスト高槻西ロータリークラブ

●日  時:2005年2月5日(土) 14:00〜16:00
●場  所:ホテル阪急エキスポパーク
●出演者:宮田宏章G、中西和也G補佐、荒井敬一郎IM担当地区幹事
●講師   五月女光弘 NGO担当大使
●参加R C:茨木・茨木東・茨木西・千里・千里メイプル・吹田・吹田西・
        吹田江坂・摂津・高槻・高槻東・高槻西(12クラブ)
●出席者数:148名(会員数513名)

 

講演

国際協力ちょっといい話−恩義に報いるODA−

 


IM実行委員長 
菊地 祐生
 

 本年は記念すべきロータリー創立100周年にあたるのでIM第2組のテーマを「国際奉仕について考える」としてみました。
 日本は戦後、ユニセフ、ララ物資、ケア物資など海外からの救助支援を受けて成長を遂げてきました。その結果、援助される立場から援助する側になり、ついにはアメリカを凌ぐ世界一の援助国になったことは極めてユニークなケースだといわれています。

 IMの進行方法については講演会方式にするのか、座談会、討論会方式にするのか検討しましたが、結果、外務省の初代NGO大使である五月女光弘様の講演会とすることに決定しました。

 五月女大使の講演では、戦後の何もない苦しい時代にララ物資やケア物資として医薬品や食料品、そして日用品などいろいろな救援物資が腹を空かせ病に苦しんでいた日本の子供たちをはじめ、多くの人々を救ってくれた話。又、小学校の生徒たちが一日自分たちの昼食を抜いて、そのお金を日本に送ってくれた話など過去に大変な援助を受けてきたことを思い出させてくれました。その救援物資で私たちも育ってきたのだなと思うと目頭が熱くなり、今後は私達がご恩返しをしなければならないと思いました。

 今、日本では、1. 水が安心して飲める。2. 食べたいものが食べられる。3. 病気になっても安心である。このような日本で生活をしていると、世界で今この時も、飢えや水不足で死んでいく人がいるということに考えが及びません。今こそ昔受けた恩義を返すときではないか、と深く考えさせられたIMでした。